挨拶できない…と悩んでいた息子。4歳で出来るようになった理由は?
2歳くらいになると、家では難なく「おはよう」や「バイバイ」「ありがとう」が言えるようになっていた息子。
それなのに、家から一歩出ると一切挨拶はしません。毎日行く保育園ですら挨拶しないので「挨拶は?」と注意する日々。
そんな息子がようやく4歳になって挨拶できるようになりました。
今だから分かる。あ〜だから挨拶出来なかったんだ…という理由をまとめています。
「何で挨拶しないの?」とイライラしている時の参考にどうぞ。
子どもは恥ずかしがり屋さん
言葉数が増えてくる2歳ごろ。挨拶も上手にできてきても、それは家だけの話。
まだまだ人見知りがあって上手く言えない子がほとんどです。
人見知りは、生後7ヶ月ごろから始まり2歳前後で落ち着いてきます。子どもの成長は個人差が強く、2歳すぎても人見知りが強い子どももいます。
人見知りに対しては叱ってもムリですよね。少しずつ克服していけばいいこと。「人見知りで挨拶できていない」は、子どもの態度で判断してみましょう。
- 恥ずかしそうにしている
- 相手をじっと見つめている
上記の反応であれば、相手にしっかり興味を示しています。
ただ単に人見知りしていて言えないだけ。一緒に挨拶したり、自分が大きな声で挨拶してお手本となりましょう。
子供が4歳になって分かった。これが原因です。ただの恥ずかしがり屋さんだったみたい。
もしかして…「挨拶させないようにしている」のは現代病!?
昔に比べて挨拶する機会が減っていませんか?
住宅街に住んでいたからかもしれませんが、私が子どものころは、道を歩いてるときにすれ違った人にも挨拶していた記憶があります。
今は同じマンションの人でも、こちらから挨拶しても返事がない人が多くなっています。そういう環境では、「挨拶しなくていいと思っている子ども」も出てきます。
また不審者や凶悪な犯罪も増え、「知らない人に声をかけない」と教えられてきた人も多くなっています。
挨拶が基本と教えても、しない人の姿を見ていては子どもにとっては混乱させる原因になります。
子どもは、いいことも悪いことも自分で判断できません。いろんな人に教えてもらって覚えていき、判断していきます。
挨拶しない人の姿をみて挨拶は不要と判断してしまうことは、現代病といっても過言ではないでしょうか。
挨拶は大事!子どもに強制させているかも?
対人関係が希薄化している現代でも最低限挨拶は大事だと私自身思っています。
だから、子どもにも挨拶はするように教えています。
子どもが挨拶できなかったときに「ちゃんと挨拶しなさい」と注意してしまうことも経験。よく考えるとおかしな行動ですよね。
ただ挨拶をオウム返しさせているだけなので、反省です。
人間関係を良くするための挨拶。心無い挨拶をするようでは、しないほうがマシですよね。
子どもに習慣づけるために「挨拶しようね」など伝えることは必要ですが、挨拶できなくて叱るのは間違った行動だったと反省しています。
子供が2歳のときからスタート!4歳でようやくできた!
挨拶は「おはよう」「こんにちは」「さようなら」だけでなく、「ありがとう」「いただきます」など様々な言葉があります。
「言ってもらえて嬉しかった」と思えるようになれば自然と言葉が言えるようになります。
イヤイヤ期の子どもは、機嫌の変動が大きく、素直なときは言えても気に入らないことがあれば頑なに言わないのも特徴です。
機嫌が悪いときは、そっと見守ることも大切です。
日頃から習慣づけるためにも、親がお手本となるように挨拶しましょう。できたらいっぱい褒めること。褒めることは自信につながります。
「ありがとう」の言葉も子どもに言われて嬉しい気持ちを伝えましょう。「ありがとう」を言えば喜んでもらえることを覚えていきます。
いろんな感情を伝えることで人の気持を理解していきます。人を思いやることが、挨拶の基本です。温かく見守ってあげましょう。
そう言って2年後。
その日はやっていました!
いつも通り保育園に行くと「おはようございます」。マンションのエレベーターでは「さようなら」と元気よく言えるように。
「この子は挨拶しない子だ…」と何度諦めたことか。2年かかりましたが、挨拶は今でもちゃんとします。諦めずに継続することも大事ですね。
そして近所トラブルを予防するためにも、子どもと一緒に挨拶して顔見知りになっておくことも大事です。
騒音トラブルと挨拶は思った以上に重要。
知っている人の生活音であれば多少は我慢してくれる傾向があります。
近所付き合いが深すぎてもトラブルになることもありますが、挨拶程度であれば「トラブル回避のカギ」に。
騒音トラブルに巻き込まれないためにも、しっかり挨拶をしましょう。
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