公園&保育園から帰りたがらない2歳の子供!どう対処するのが正解?
公園でいっぱい遊んだ後、「お家へ帰るよ!」と子どもに声かけても「いや、帰りたくない。」と断られた経験ありませんか?
保育園にお迎えにいっても帰ってくれない日もありますよね。
『夕食の準備もあるし、やらないといけないことがあるのに‥』とイライラしてしまいます。子どもに「いや、帰らない。」に拒否され逃げられることから卒業しましょう。
明日からは、「ママ、お家に帰ろう!」と自ら言ってもらえるようになるコツをまとめました。
保育園から帰りたがらない子どもの心理
仕事を終わらせ保育園へ。
クタクタになってお迎えに行っても、全然帰ろうとしない子ども。後から迎えに来た人が先に「バイバイ」と帰る親子をみて「いいな…」なんて思っていませんか?
筆者も経験したコトあります。
疲れているし、帰ったらご飯作り、お風呂、明日の準備…と大忙しなので、一刻も早く帰りたいのが親の本音です。
でも、子どもは帰りたがらない。なぜ何でしょうか?
帰りたがらない子どもの心理は2つ。
- 遊び足りない
- ママにかまって欲しい
1つ目は、ただ単に遊び足りないのが原因です。親的には、丸一日遊んだんだから…と思いますが、楽しいコトはずっとやりたいですよね。
2歳だとまだ自分の気持ちをコントロールできない年齢です。
もう一つがおそらく8割ほどの2歳児の本音。
家ではママは忙しくかまってくれない。だから、今ここでママと遊びたい。そう思っています。
帰りたがらない子どもには「声かけ」がポイント?
先ほどは保育園での話をしましたが、公園でも遊び足りないと帰ってくれません。
「遊びに付き合っていたらキリがない‥夕食も作りたいし、どうしたらいいの?」
「大泣きする子どもを強制的に連れて帰るしかないの?」
など、家に帰ることに悩んでいる人も多いと思います。
強制的に連れて帰っても毎回となると体力勝負。
2歳の子ども力は日々強くなり、大泣きする子どもを連れて帰るのは周りの目も気になります。
公園や保育園は子どもにとって楽しい場所。「もっと遊びたい」と言われても子どもに付き合ってばかりも入られませんよね。
日が沈み、まわりが暗くなってきても遊び足りない気持ちが強いと帰ってくれない状況を何とかしたい。
今の声かけの方法で「いや!」や「帰りたくない!もっと遊びたい!!」と拒否られている場合は、声掛けの方法などを変えていきましょう。
家に帰るための「声かけ」のコツは2つ!
2歳の子どもは自立に向かって突っ走っています。
いいことも悪いことも自分基準。子どもの好き放題を許せばさらに悪化するだけです。
好き放題にしていいこともあるのですが、守ってほしい最低限のことありますよね。
今回のテーマの『家に帰る』や『寝る時間』『食事のマナー』などこれだけは守ってほしいことを子どもに伝えましょう。
『家に帰る』場合は、「これしたら帰ろうね」と子どもと約束して決めることでスムーズにいきます。子どもが納得しなければ最終的には帰ってくれません。
どのタイミングで帰るかは、子どもと一緒に決めることがポイントです。
帰る約束(ルール)の決め方
- 遊ぶ内容を決めておく
- 時間を決めておく
遊ぶ内容の場合は、「ブランコを10数えたら帰ろう。」や「(玩具で)一周遊んだら帰ろう。」など具体的に伝えておくと子どもも心構えしやすくなります。
保育園では「先生にノートを貰ったら帰ろうね」や「迎えに来たら一緒に帰る支度しようね」と決めて言い聞かせることが大事です。
時間の場合は、大人には分かりやすいのですが2歳の子どもにとってはわかりづらいかもしれません。
「15分間遊ぼうね」と決めた場合は、携帯のタイマーを一緒にかけ「これがピピッ!と鳴ったら帰ろうね。」などの子供でも分かる工夫が必要ですね。
出かける前から決めておく
公園では興奮していて遊びたい気持ちでいっぱいです。
帰る話をされても、聞いていないか理解できていない子どもがほとんど。お利口さんに帰る2歳の子どもはごく少数です。
「公園に行こうね。」と言ったときから帰るときの約束の話しも一緒にしておくとスムーズにできます。
ルールを破った子どもへの対応
怒っても帰ってくれない
出かける前から約束していたルールを守れずに、駄々をこねてしまうこともあります。
そういうときは、「約束だから帰るよ!」と毅然とした態度で伝えましょう。
2歳の子どもは、イヤイヤ期の厄介な時期が影響して、「約束だから〜」は通用しないこともたくさんあります。そういうときは、どうして帰りたくないのかを子どもに聞いてみましょう。
「もう少し遊びたい。」と言われたら「あと1回すべり台したら帰ろうね。」「このおもちゃで遊んだら帰ろうね。」など子どもの気持ちも踏まえて応えてあげましょう。
気持ちに応え満足できれば帰ってくれます。
そうやって対応していれば、約束を守って帰ってくれる日が訪れるはず。
このあとの楽しいことを伝える
お家に帰れば、楽しいことが待っていると伝えることも効果的です。
「家でお菓子を一緒に食べよう。」や「一緒に買い物して帰ろう。」など子どもの興味を引く内容を伝えると効果的ですよ。
約束を破ってしまい、悲しい思いをしたことを子どもに伝える
「◯◯ちゃん・くんが約束を守れなくて、お母さん(ママ)は悲しいよ。」と伝えることも大切です。『約束を破る=相手を悲しい思いにしてしまう』と理解できるように関わりましょう。
最後に
なかなか帰ってくれない日もあります。日によって子どもへの対応を変えてしまうと、子どもも困ってしまいます。大人は、決めた対応を貫き通すことも大事なことです。
近いうちに子ども自ら「帰ろう。」と言われる日がくるといいですね★
ちなみに、なかなか『爪』を切らせてくれないなら、次の記事も参考にしてみてください↓