実際に使ってよかった!オススメの子供用ヘルメットと選び方
2歳くらいになると自転車でお出かけする機会も増えてきます。
自転車に乗せるのなら子どもにヘルメット着用させることは親の義務です。可愛いデザインで安ければいいと思っていませんか?
実際に使ってみて感じたことを踏まえ、子ども用ヘルメットを選ぶポイントを紹介していきます。
子どもの安全を守るために必要なこと
ヘルメット・シートベルト共になしで自転車に乗っている子どもの姿をよく見かけます。危険な行為を平然としているのが怖すぎる‥。
ここ最近は、運転が荒い自動車(特にタクシー)や自転車も増えていますよね。そして、自分勝手な歩行者も結構いますよね。みんながそんな感じであれば、自転車に乗せている間気をつけていても事故が起きてもおかしくない状況です。
自転車事故や転倒で乗車中の子どものケガで多いのは?
自転車に乗車中の子どもの事故・転倒で一番多いケガの部位は頭です。子どもがベッドなど高いところから落ちる時、頭から落ちますよね。それは、子どもは体の割合に比べ頭が重たいから。だから自転車の転倒のときも頭から落ちてしまうわけです。
事故は誰も起こしたくありませんよね。でも起きてしまう。安全に気をつけていても何が起きるかわかりません。絶対しないという保証はないんです。
平成20年6月1日の道路交通法では、『13歳未満の幼児・児童に対してヘルメット着用の義務』が決められました。
万が一自転車が倒れても、ヘルメットをつけていれば頭をぶつけ大怪我することは回避されます。だから、ヘルメットを着用させることは親の義務です。可愛い我が子を危険から守るためには、絶対にヘルメットは必要です。
嫌がってもヘルメットは着用する!
最初は買ってもらえた嬉しさでかぶってくれていたのに、大きくなるに連れてヘルメットを嫌がる子どもが出てきます。「子どもが嫌がるから、かぶらせない」とヘルメットを着用せずに乗せている人をたまに見かけます。
「えっ!?この人何言っているの!」と心のなかで思ってしまうのですが、今まで何のためにヘルメット着用させていたのか疑問です。
危険から子どもを守るためには、子どもの好き嫌いで判断することではありません。たしかに熱い日のヘルメットはかわいそうだと思いますが、危険な状況から子どもを守るためには仕方のないこと。
泣いて嫌がってもヘルメットを着用するまでは、自転車には乗せないことを貫くことが大切です。
最初は嫌がっていても、習慣づくと当たり前になり抵抗なくヘルメットをかぶってくれる時がきます。
我が家では、「ヘルメットかぶらずに転んだら頭イタタってなるから、かぶって〜」と子どもに言いながら着用しています。着用を拒んだこともありますが、その時は「ヘルメットをつけないと自転車には乗れないよ!」というと渋々つけてくれることも。
それでも着用を拒まれた場合は、無理やりつけて乗せています。どんなに泣いてもヘルメット着用は絶対の態度を貫いています。ここで、「今日はしなくていいよ」というと子どももヘルメットはしなくても自転車に乗れると思い込んでしまうので、一貫した対応が大事です。
ココを押さえよう!ヘルメットの選ぶコツ
ヘルメットを選ぶとき、何に気をつけていますか?
おそらく一番多いのは頭のサイズですよね。もちろんサイズも大切ですが、それよりも使ってみて思ったことは、あご紐の部分です。「あご紐の何が大切なの?」と思った人も多いと思います。
ヘルメットをかぶっただけでは、ヘルメットの能力が発揮されません。あご紐をしっかり締めないと、ヘルメットが脱げる原因になってしまうのです。ヘルメットをかぶるときは、あご紐もしっかり締めることも大事です。
ただ、しっかり締めてあるあご紐を固定するとき、あごのお肉を挟んでしまうことがあります。挟むと大泣きされ、次からヘルメットの着用を嫌がられてしまうので大変です。かといって紐の調節を緩めるわけにもいきません。
挟む原因は、あご紐の留め具が『ワンタッチバックル』の場合。
『ワンタッチバックル』とは、カバンなどの留め具部分で「カチッ」とつけるあの部分。このタイプは、お肉を巻き込みやすく危険です。
残念なことに、このタイプのヘルメットがほとんどです。それ以外のバックルとなると、マグネットバックルを使ったものは安心して使えます。
オススメのマグネットバックルのヘルメット
マグネットバックルのヘルメットでオススメは、『nutcase(ナットケース)』のヘルメットです。
ここのヘルメットのあご紐は強力なマグネットでつけるバックルです。バックル部分にもカバーがついてあるので、あごのお肉を挟むことはありません。外すときはスライドさせるだけなので、片手で簡単に出来ます。
ナットケースのヘルメットの魅力は、マグネットバックル以外にもあります。
- 頭のサイズを調節できる
- ヘルメットの内側のスポンジがしっかりしていて外れにくい
- オシャレで豊富なデザイン
お値段は少し高めですが、他のものよりも丈夫さは優れています。
Amazonなどのネット通販でも買えますが、一度は試着してみることをオススメします。mont-bellやオシャレな自転車ショップに置いています。ネット通販のほうがデザインは豊富なので、サイズ確認はショップでして気に入ったデザインがあれば購入。なければネット通販で購入してくださいね。
子どもも気に入るヘルメットをみつけ、自転車ライフを楽しんでくださいね。