子供が薬を飲まない!試したい6つの方法と絶対にやったらダメな事4つ
「子供が薬を飲まない!」
そう悩む新米ママは多いですよね。
だって大人だって嫌がる人がいるくらい。苦くて美味しくない薬は飲みたくないですよね。
薬を拒否する子供をうまく対処できないと、最悪入院に至るケースも…。
あとから「あの時にちゃんと薬を飲ませておけば良かった…」と後悔したくないはず。
そこで今回は、子供に薬を飲ませる方法を紹介します。
シロップの時と粉薬の時に両方のバージョン、絶対にやったらダメな事もまとめています。
子供に薬を飲ませる参考にしてくださいね。
なぜ薬を飲むのか説明する!
そもそも、子供はどうして薬を嫌がるのでしょうか?
幼児が嫌がる4つの理由
- 何のために飲んでいるのか分からない
- 苦い、美味しくない
- 無理やり飲まさせて嫌なものだと認識
- 病気でしんどい
苦いや美味しくないという理由もありますが、一番の理由はなんのために必要か理解していないことです。
飲む必要性がわからないままでは、子どもの協力を得ることは難しくなりますよね。
『元気になるために薬を飲むことが必要である』と伝えることは、いつか伝えなくてはならないこと。1歳や2歳であっても大人の言っていることが少しずつ理解できます。
素直に飲んでくれる幼児は少ないですが、最初は根気よく何度も伝えましょう。徐々に理解してくれますよ。
子供にあった方法を見つける!薬を飲む6つの解決法
「苦いや美味しくない」と味のことで飲むことを拒否している場合、幼児が飲みやすい方法を見つけていきましょう。
このやり方がいいと聞いても子どもによって合う合わないは出てくるので、根気よく試してくださいね。シロップと粉薬、それぞれの対処方法をまとめてみました。
「シロップ」で貰った薬の3つの解決法!
飲みやすいシロップでも、嫌がって飲まない子どもは多いです。
大きくなるにつれ、シロップの量が増え飲るので困難になることも…。そんなときはこの方法です。
「シロップを凍らす」
味覚は体温に近いほど感じやすいので、冷やしたり凍らすことで味をごまかせます。一回分を凍らしシャーベット状にして与えます。
出来れば小さいサイズのアイストレーがおすすめ。粒のタイプのほうが子どもの口に入れやすいですよ。
ただこの方法を試す前に、薬剤師に確認が必要です。
凍らすことで薬の効果が薄れてしまう場合があるので、 必ず凍らして大丈夫なのか処方された時に確認してくださいね。
ジュースに混ぜる
よくやる方法です。
ただジュースに混ぜるだけでは、ジュースの割合を増やしても子どもにバレてしまったり、嫌がられてしまいます。
一工夫として、先ほど紹介した凍らして味覚をごまかす作戦を使ってください。ジュースにシロップを混ぜてから、凍らすことで解決!
注射器やすポイントを活用
コップでは飲まないのに、なぜか注射器であげると大喜びします。(うちの子は)
スポイトでは複数回与えないといけなくなることもあるので、5mlの注射器がオススメです。
ただし、薬局では注射器を使わないので置いていません。病院で薬を処方してくれるところのほうが貰いやすいです。(昔ながらの小児科だと貰えることも…)
粉薬を飲ませる3つの方法
食べ物に混ぜる
苦味やざらつきで飲んでくれない場合は、粘り気のあるものに混ぜてしまいましょう。
- バナナ・リンゴなどの果物のペースト(香りが強い果物が◯)
- コンデンスミルク
- プリンやゼリー
- ベビーシュークリーム
- 味噌汁(塩気が苦味を抑えてくれます)
- チョコレートアイス
薬によって相性の良いものや薬の効果を下げてしまうことがあります。
一覧をつくっているところもあるので、 必ず薬局や病院などで一度聞いてみてください。
数滴の水で混ぜお団子状に
ポイントは1〜2滴の水で混ぜること。多いとペースト状になり飲ませにくい上に、吐き出しやすくなるため要注意。
お団子にしたら子どもの上顎か頬の内側につけるだけ。ただし、相当嫌がれます。勢い良くしてしまうことがコツです。
ココアの粉を少し足してお団子を作るのもオススメです。
市販のゼリーを活用
どうしてもダメ!というときはコレです。
長男は上の方法で飲んでくれましたが、次男はまるっきしダメ。だから、次男用に「お薬飲めたね」は冷蔵庫に常備しています。
薬局などで手軽に購入できる『お薬飲めたね』はいろんな味があって便利です。抗生剤などの苦い薬はチョコレートがオススメ!
風邪薬であれば難なく飲ませれる事ができていたけど、タミフルを飲ませるのは過酷だった。そのときのエピソードをまとめています↓
▶関連:5歳の息子がインフルA型に!タミフルを飲ますのが大変だった
絶対したらダメなこと4つ!
ミルクやおかゆに混ぜてしまう
成功する薬もありますが、失敗することもあります。
そういう場合、ミルクやおかゆなどを嫌いになり食べてくれなくなることも。ジュースなど今後嫌いになっても困らないものを選ぶことがコツです。
酸味の強いものに混ぜる
子どもの薬は、苦味を抑えるために甘いコーティングしてあるものがほとんど。酸味が強いものは、そのコーティングを剥がれやすくしてしまうので逆効果に‥。
苦味に酸味が加わり、より複雑な味になってしまうだけ。さらに子どもには飲みにくい味にさせるので気をつけてくださいね。
泣き叫んでいるときは、飲ませないようにする
泣き叫んでいるのに飲ませてしまうと、むせて嘔吐・誤嚥の原因になります。
より薬キライになるので、落ち着いている状態で飲ませましょう。
薬を飲んで当たり前と思わない
症状を抑えるために必要な事とはいえ、嫌なことを頑張った子供。当たり前と思わずに、いっぱい褒めてあげてましょう。
褒めることで、薬を自主的に飲んでくれるようになるかも…。
最後に
子どもの体が心配だからこそ、薬を飲ませようと必死になる事もありますよね。
薬を飲ませることに必死になりすぎると、その姿が子どもには恐怖になってしまうことも。
どうしても飲んでくれない場合は、無理に飲ませなくても大丈夫です。大変だと思いますが、おおらかな気持ちで対応することも大切ですね。
ちなみに、子どもの鼻水でお悩みの方は、次の記事も参考にしてください↓