口出しされイライラ!実母と育児方法のことで喧嘩しないコツ
育児のことで、「やり方が違う」と実母や義理母などに言われたことありますよね。実母たちは、よかれと思って言ってくれているのに余裕がないせいかイラッとしてしまいケンカに‥。どうしてケンカしてしまうのでしょうか。ケンカせずに上手に母たちと関わる方法を紹介します。
『時代の背景によって育児方法が変わる』ことを知る
実母だけでなく義理母などの両親たちは、子どもを育てた経験があります。経験がある分育てた自信もあるから厄介です。お互い上手に聞き流せばいいのですが、しつこく言われたりするとケンカしてしまいますよね。
育児方法が変わっていることが原因
育児方法の一部が、時代によって育児方法が変化していることがケンカの原因です。両親たちの子育て時代(昔)は良いとされていたことが、今では子どもの成長に悪影響になると言われていることが多々あります。
両親たちは良いと信じ勧めてくれているだけだから、かなり厄介です。ただ単に「今はそれじゃダメ!」と言っても伝わりません。育児方法は時代によって変わっていることを理解し、今のやり方のほうがいいことを上手に理解してもらうこと大切です。
今と昔の違う育児 方法!
- うつ伏せ寝かせ
- お風呂上がりに湯冷まし
- おっぱいのあげ方
- ベビーパウダー
- 3歳神話
- 抱っこ癖がつく
うつ伏せ寝かせ
昔は、子どもの頭の形が悪くなることでうつ伏せにして寝かすことを推奨されていました。今は、乳児突然死症候群(SIDS)との関わりが深いためさせないように指導されています。
お風呂上がりに湯冷まし
昔は、ミルクや母乳以外で水分を摂らないといけないという考えでした。だから、お風呂上がりに水分補給のために湯冷ましを与えることが一般でした。しかし、今はおっぱいや母乳でも水分補給できると変わりました。絶対に必要なことではないですが、子どもがほしがったりすればあげる程度でOK。
ベビーパウダー
「お風呂上がりにベビーパウダーをしないと、あせもになるわよ!」と言われた経験ありませんか?私自身が実母に言われ「えっ!そうなの?」と思い、自分の幼少時にパウダーをつけていた記憶が蘇りました。
今はパウダーの粒子が赤ちゃんの汗腺を塞いでしまい、返って肌あれの原因と言われています。
3歳神話
『3歳までは母親が子育てに専念しないと、成長に悪影響が出る』と言われていたのが3歳神話です。3歳までは母親の愛情が欠けると情緒不安定な子どもになるなど言われていました。愛情は、母親と特定されていて保育園などにいれることはあり得ないことでした。
もちろん愛情は大切なことですが、今は母親だけの特定の愛情にこだわっていません。子どもがしっかり愛情を感じ取れる状況であれば成長できると言われています。
抱っこ癖
泣いている子どもに対して「抱っこばっかりしていると抱っこ癖がついちゃうからダメよ!」と年配の方に言われることも多いですよね。
今は抱っこ癖というより、子どもが抱っこを求めてきたら応えることが大切です。甘えたいに応えることで情緒穏やかな子どもに育つと言われます。『抱っこはダメ』というより『いっぱい抱っこしよう』に変わりました。
キリがないくらい変わっている育児方法
上記で記載した6つ以外にも、妊娠時を含むと倍以上の昔と今の育児方法の違いがあります。記載した内容も数十年すれば間違った方法になっている可能性もあります。
自分の子どもが大きくなり孫が生まれたときに、「私たちが子育てしていたときは、こうだったのよ。そうやって育てたのだから大丈夫。」と言ってしまっているかも‥。
誰だって経験してきたことを否定されるのは、イヤですよね。両親たちは良かれと思っていることを教えてくれていると捉えると、「今は違う!」と一方的に言うと失礼ですよね。
では、どのように伝えればいいのか?
育児書や専門家(医者や看護師・助産師など)に言われたと伝えると、すんなり受け入れてくれることがあります。
上手に第三者を活用することが、揉めない方法!全部の育児方法が違っているわけではないので、困ったことは両親たちに相談し乗り切るコツなどを聞きながら子育てがんばって下さいね。