2歳の子供が「爪切り」を嫌がる!オススメの「爪切り」のコツ
「爪が伸びてきたから切ろう!」と子どもに言っても「いやだー!」と逃げられる。仕方なしに寝ている間にこっそり切る経験をしている方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決できる爪切りのコツを紹介していきます。
爪切りを嫌がるのは、怖い・痛い記憶があるから!
大人に比べ子どもの爪は小さく、切っている最中に動いて切りにくいですよね。
用心して爪切りをしても、爪だけでなく皮膚も一緒に切ってしまうこともしばしば。一度しか失敗していなくても痛かったことはいつまでも子どもは鮮明に覚えてしまいます。
子どもは本当にしつこく、一度の失敗で「爪切りは痛い」と記憶。大きくなるまで爪切りするのに苦戦する結果になります。
その恐怖心を拭うのは本当に大変です。
3歳過ぎると聞き分けや物事の判断が出来るようになります。
ですが、一度ついた痛みの恐怖は拭えず、3歳すぎても「イヤー」と逃げ回る子供も。それまでは寝ている間に爪を切る日々です。
スマホのペンライト機能を使いこっそり爪を切るのは本当に面倒くさい。
どこにスマホを置こうかマジで悩んだり、起きないかドキドキして爪切りをした経験もあります。堂々と起きている状態で爪を切りたいと何度思ったことか…。
ということで、「起きている状態で、嫌がられずに爪を切りたい」を叶える方法を考えていきましょう。
子どもの興味を惹く「爪切り」を選ぶ!
ただ単に「爪を切ろう」と誘っても「いや!」と断られるだけです。
まずはきっかけが大切。爪切りは楽しいと錯覚させるのに、一番カンタンなのが爪を切ること以外で子供が興味を持ちそうなもので上手にごまかすコトです。
- 子どもが好きなキャラクターの爪切り
- 爪切りを選ばす
- 歌を歌いながら切る
- テレビやDVDなどを見せながら切る
- 大人や兄弟など家族の爪を切っている姿を見せる
我が子も爪切りはキライ。
嫌がらなくなったきっかけは、「このプーさんの爪切りで爪切ろう」と誘ったら嬉しそうにやってきて切らせてくれました。
それ以降はプーさんの爪切りじゃなくてもOKですが、半年以上の月日が必要でしたね。
また、爪切りを子供に選んで貰うのも効果的。自分で選んだという嬉しさから切らせてくれるきっかけにもなりますよ。
他には、「爪切り」をテーマにした自作の歌や替え歌を歌いながら爪切りするのも◎。歌でごまかす方法ですが、楽しい気分になっておすすめです。
それとうちの子には効果は薄かったのですが、兄弟や大人の爪切りシーンを見せる方法も。
終わった後に「すっきりした」など切ってよかったことを伝えると子ども自身も切りたい気持ちに変わってきます。家族みんなでわいわいと爪を切ると楽しい気持ちになるかもしれませんね。
子供の爪を切るときの3つの注意点
①深爪に気をつける
子どもの爪はかなり小さく、切りすぎてしまうことも。切りすぎてしまうと巻き爪の原因になってしまいます。
爪の白い部分が残っているとダメと思っている人も多いのではないでしょうか。
私自身も白い部分が残らないように切っていましたが、それは間違い。そして爪の角をカーブに合わせて切っていたのも間違いです。
切りすぎてしまうと、爪が小さくなったり巻き爪の原因になるので要注意。
正しい爪の切り方のコツ!
- 白い部分を1ミリ残す
- 角も切らずにそのまま残す
この2つが爪の健康を守るために大切なことです。
②入浴後は控える
子どもの爪は大人に比べ薄くとても柔らかいです。
入浴後は爪が水分を含み柔らかくなり切りすぎてしまう原因になります。爪の周りの皮膚も一緒に切ってしまうリスクもあるので、出来るだけ控えましょう。
③膝に座らして切る
子どもは動きやすいので、固定のためにしっかり膝に座らせて切ってあげてくださいね。
爪を切るのは、全部で10本。1本10秒ペースで切れたとしても、1分半以上かかります。「じっとして!」とお願いしても2歳だと難しいはず。
最後に
子どもの体調や機嫌によっても嫌がるときもあれば、すんなりと切らせてくれるときもあります。切っている途中で突然嫌がることもあります。
そういう時は、無理せず途中で一旦やめてましょう。残りは次の日などにチャレンジすることが嫌がられないコツ。
そして、『手足口病』や『ヘルパンギーナ』のあとは爪が剥がれてしまうことがあります。ビックリしてしまいますが、痛みなどはないことが多いので自然に伸びてくるのを待ちましょう。
3歳すぎるころには嫌がらず切らせてくれる時期がきます。それまでがんばって耐えていきましょう。