怒鳴るのはなぜダメなの?2歳の子供の正しい「叱り方」とは?
公共の場で、怒鳴りつける親を見るとギョッとしますよね。
怒る理由も分かるけど、そこまで怒らなくても…と思い、できるだけ距離を置くようにしています。
でも、きっと怒っているパパ&ママも後悔しているはず…。
そこで今回は、2歳の正しい叱り方を紹介します。
旦那の怒鳴る叱り方が気になる時の参考にもして下さいね。
「叱る」と「怒る」は違う!
国語辞典で2つの違いを調べてみました。
叱るとは、
相手のよくない言動を咎めて、強い態度で責める。
怒るとは、
腹を立てる。興奮して気を荒立てる。
2つの言葉は似ているようで、ちょっと意味合いが異なりますよね。
怒るのは、カーっと頭に血がのぼる感じ。その場の勢いで怒るので理不尽なこともあります。一方、叱る場合は冷静な態度です。
だから、怒鳴るではなく、叱るのが大切って分かりますよね。
怒っちゃダメな訳ではない!
ここ最近の子育て本では、怒らない子育てが人気ですよね。
でも、私はコレに反対。
だって子供は無知な存在だからです。
良いことも悪いこともまだ知らない真っ白な存在。
親が教えないで誰が教えるんでしょうか?
知らないと恥をかくのは子供なのに…。
その原因が、専門家が言う怒らない子育てを間違った解釈をしている親です。
道路で遊んでいても叱らないどころか、注意もしない。人にぶつかっても謝らない。自分に都合よく捉えていて、本当に悲しいと思う今日このごろ。
人に迷惑かけているなら注意する(叱る)のが当たり前ですよね。(おっと…、愚痴になっているのでこの辺にします…。)
2歳の子どもの「正しい叱り方」とは?
ずっと怒り続けるのは反対ですが、メリハリを付けて叱るコトは大事です。
まだ大人の言葉を理解していない2歳の子供であっても同じ。
わかる言葉で叱りましょう。
そこで叱る内容ですが、私は次のコトで叱ります。
本当にしてほしくない事、絶対にしたらダメな事です。それが次の3つ。
- 危険なことをしたとき
- 人を傷つけてしまったとき
- 人に迷惑をかけたとき
上記をしたときには、その場ですぐに注意します。
なるべく冷静で言いたいですが、大きな声になることも。淡々と注意するよりも、やっちゃダメだったんだ…と子供も反省します。
注意しても反省しない場合は、分かるまで言い聞かせます。
怒鳴る夫に対して…
怒鳴っちゃダメと分かっていても、パパがする事もありますよね。
何度も「やめて…」とお願いしてもそのスタンスは変えないというパパ。その後にちゃんとフォローしているかで判断しましょう。
人間なので、カーッとなる気持ちも分かります。怒らない親よりマシです。
怒ってしまった後、子供が甘えられる環境を作っているのかがカギ!
それもせずにただ闇雲に怒鳴るようであれば、ちゃんと話あう必要があるかもしれませんね。
最後に
また愚痴になりますが、街を歩いていて叱らない親たちをよく見かけます。
- 自転車も行き交う歩道に子ども一人で歩かせ、自分はベビーカー押しのんきに後ろをついて歩いている姿
- 信号待ちの横断歩道で手をつながない
- 自転車が近づいているのに、走り回る子供に注意しない
等など、他にもいっぱいあります。
人に迷惑かけるよりも子どもの事故やケガの危険性がある状況の中、好き勝手させすぎている親。危険がわかっていない親が急増中です。
子供の命に関わることです。一度許可してしまうと、子供はそれ以降も嫌がって言うこときかなくなります。
そして、そのことが必要だと認識されず大人になることが怖いですよね。社会に出て恥をかくのは子どもです。
叱るべき3つのことはしっかり注意していきたいものですね。