短期間でスムーズ!2歳半の「トイレトレーニング」の正しいやり方
毎日のおむつ代。できれば浮かせたいですよね。
昼間だけでもトイレでおしっこしてくれたら…と思うママもいます。ですが、結局思うように進まずに、ママも子供もイライラ。
結局3歳になっても出来ていない!とならないためにも、2歳半で始めるのがおすすめです。
そこで今回は、2歳半のトイレトレーニングの正しいやり方を紹介します。
短時間でスムーズにできる方法です。
トイレトレーニングの開始はどのタイミング?
まずは、トイレトレーニングのタイミングです。
それを見極めるのが、次の3つのポイント!
- 一人で歩ける
- ある程度の言葉を理解し、伝えることが出来る
- おしっこの間隔があくようになってきた
一人で歩けるということは、大脳皮質が発達してきた証。
この大脳皮質の発達は、おしっこが貯まる感覚やおしっこしたいと思うことに関係します。
「おしっこでる?」と子供に聞いても「?」となるだけです。
また、「おしっこしたい」や「おしっこが出そう」などの意思を伝えることができる事も大切なポイント。
そして最後が、おしっこの間隔です。2時間くらいあいてきたら、膀胱におしっこが溜まってきている証。
この3つがピタッと当てはまるのがだいたい2歳半ごろです。
これが正解!「トイレトレーニング」の4ステップ
先程の3つの条件が当てはまったら、そろそろ始め時です。
進め方は次の4ステップ。
①トイレやオマルに誘導する
まずはトイレに行くことの練習です。
起床時、食前後、外出前などに『生活の節目』でオムツをチェック。濡れていなければおしっこが溜まっている目安になり、トイレに誘導しましょう。
おしっこが出た時の3つの感覚を体感させる!
- おしっこを出す放尿感
- 自分の目で見る
- 「ちっち出たね」などの声掛け
これらを体感させることで、おしっこする流れを覚えていきます。
ただ最近のオムツは快適すぎ。濡れても全然不快に感じません。だから、思うようにトイレトレーニングが進まないこともここ最近の悩みです。
始めはなかなかタイミングが難しいので、たまに出来たらラッキーくらいに思ってると楽です。始めは1日1〜2回誘う程度で、 無理はせず諦めることも肝心。
②トイレ・おまるでおしっこする回数を増やしていく
トイレやおまるでおしっこを1回でも出来たら、誘う回数を徐々に増やしましょう。
出来なくても叱ったりせず、「残念だったね」や「出そうだったら教えてね」と優しい対応を。 少しでも出来たときは、たくさん褒めることでやる気を出させるコツです。
③オムツを外しトレーニングパンツを使用
成功回数が増えてきたら、日中はオムツを外しトレーニングパンツに替えるタイミングです。
ここでの狙いは、漏らすことで気持ち悪さを感じ、おしっこの感覚を覚えて貰うコト。
まだまだ失敗する時期なので、おもらしする機会も多いです。漏らしてしまっても叱らない対応をしてくださいね。
トイレトレーニングを始める時期ですが、寒いシーズンは失敗して服が濡れると冷たく、風邪を引く原因になることも。
だから、 トイレトレーンングを始めるのは春〜夏の季節がおすすめです。
④「おしっこ」と言ってくれるのを待つ
『おしっこに誘う』→『おしっこが出てスッキリ』を繰り返しすることで、おしっこが溜まる感覚を覚えます。
なかなか「おしっこ」と言わない時は、ギリギリまで誘わないようにする。間隔を長くして、おしっこしたい気持ちを子供に感じ取ってもらう練習も重要です。(ついつい声かけちゃうんですよね…)
おしっこが溜まる間隔やおしっこしたい気持ちおしっこしたい気持ちを伝えれるようになれば、トイレトレーニングは完了です。
子どもをやる気にさせる6つのテクニック
成功のカギは、子どもをその気にさせてトイレに誘導しトイレに座らすこと。進み具合やその子の性格などを考えて合うものを見つけてくださいね。
ご褒美シール
子供好みのシールとカレンダーなどを用意します。成功したらシールを貼るご褒美を。
子供はとにかくシールが大好きです。
このシールをあげるよ!と言うと頑張ってくれるはず!
絵本やテレビなどで楽しい印象に
子どもはトイレそのものがよくわかっていないのが当たり前なこと。楽しい印象を持ってもらうのが、トイレトレーニングのカギとなります。
絵本やテレビなどを活用しトイレを身近に感じてもらいましょう。
トイレを可愛い空間にする
トイレ自体が怖くて行けない子どもも多くいます。便座シートを可愛くしたり、絵や置物を置いたりして可愛くするだけで怖さが軽減します。
お人形などでまねっこ遊び
お人形で「コッコ出たかな?」や「トイレに座らせてあげて」など一連の流れの声掛けや動作を教えるのに最適です。
出た後は一緒にトイレを流そう
トイレでおしっこが出た後に流すことを一緒にするだけで、予想以上に食いつきます。出来たときだけのご褒美にすることがコツ。
大好きなキャラクターのトレーニングパンツを使う
「おしっこで大好きな◯◯(キャラクター)が濡れると冷たいよーって泣いちゃうよ」というと頑張ってトイレでおしっこしてくれます。(女の子でも、まだまだ素直な年齢です。)
一度でも出来たら「◯◯(キャラクター)が喜んでるね。」と褒めることがコツ。褒めることでさらに頑張ってくれますよ。
最後に
子どものやる気で出来たり、出来なかったり…。昨日はできなのに、今日は何で出来ないの?と思うことも多々あります。
我が家の子どもたちも1歳くらいからトイレトレーニングを始めたものの、完了したのは3歳過ぎてから。
『男の子は時間がかかる』と聞きますが、我が家の息子たちは2年かかりかなり苦労しました。できる日もあれば遊ぶことに集中しすぎて失敗する日も多々ありました。
よその子と比べてもいいことは何一つないのに、比べてしまい辛くなったり不安に思ったり‥。そうやって親子で成長していけばいいかな‥と思います。
ただ、そのストレスを子どもにぶつけないようにしないと、トイレそのものがトラウマになることも…。
成長すれば自然とトイレに行きます。
子どもを急かしても、上手くできない子はいっぱいいます。根気よく子どもに付き合う&温かく見守ることがトイレトレーニングの成功のカギです。
「もうイヤ」と思ったら休憩するのが◎。親子でムリせずゆっくりと進めてくださいね。
長男のトイレトレーニングがなかなか上手くいかなかったんだけど、ごほうびシール買って「トイレでおしっこ出来たら貼っていこうね~」ってしたらすぐ出来るようになった!すごい!😆 pic.twitter.com/TPAQMG7TSS
— ユキチャン (@yukichan_pe) 2017年8月3日
絵本を見ながら楽しくトイレトレーニング🎶
「おとこのこトイレ・おんなのこトイレ おむつはずしのえほん」ポプラ社 🚾男の子ならではの悩み、女の子ならではの悩みに答えるアドバイスがいっぱい🎵おむつはずしからトイレのマナーまで楽しく学べる絵本!楽しい “しかけ” つきです🎶 pic.twitter.com/E2WumSsEtS— 宮脇書店帯広店 (@miyawakiobihiro) 2017年2月23日
ちなみに、歯磨きを「イヤイヤ」言ってしてくれないなら、次の記事を参考にしてください↓