実体験!家事ができなくてイライラ「2歳の子供の後追いがひどい」
「一人で楽しく遊んでいるうちに夕食でも作ろう!」とキッチンへ行くと、遊んでたはずの子どもがついてくる。トレイに行くときもついてくる‥。「あーッ!一人になりたい!」「家事ができない」という経験ありますよね。どうして子どもは後追いするのか?いつまで続くのか?実体験も含めて上手く乗り切れるコツを紹介していきます。
『母子分離不安』は後追いや人見知りなどが含まれる!
大好きなママから離れると不安になって追いかけてくることを後追いといいます。このことはママだけでなく、日頃近くにいる大人にも当てはまります。
一般的に多いのは生活を共にしている『ママ』です。
心理学では『母子分離不安』と言われています。何だか堅苦しく聞こえますが、『人見知り』や『後追い』などが含まれます。
『母子分離不安』はほとんどの幼児が経験している!
『人見知り』は生後7ヶ月くらいから始まり、3歳くらいには落ち着きます。常日ごろママと一緒にいるので側から離れるだけでも不安いっぱい。知らない人のところにいくと、もっと不安になり泣いてアピールをします。
心の成長で、『恐れ』を覚える時期なので、人見知りがあって当然なことなのです。目に見えないところにママがいってしまうことも、子どもは不安に‥。
頼りにしているママと離れることが怖く離れたくたい思い=『後追い』の行動というわけ。
決して病気ではなく、成長にあたりほとんどの子が通る道。大きくなるにつれて落ち着くので、温かく見守ってあげましょう。
これって『母子分離不安』かな?
- 後追いがひどい
- 一人遊び中にママの姿が見えなくなると泣いてしまう
- 保育園や祖父母に預けるときに泣く
- 赤ちゃん返り
上記のことはすべて『母子分離不安』でみられる行動です。
成長過程において起きることですが、不安になった行動がきっかけとなることがほとんど。原因を理解し早めの対策をとると、過剰な後追いをストップできます。
きっかけは日常のなかに!うまく対処することがカギ
大人は気にもとめない日常の変化に対して、子どもが敏感に感じとることって多いんです。そのことが行動を過剰にさせている可能性も‥。思い当たることありますか?
- 兄弟が出来た
- 幼児が遊んでいる最中に他の部屋にいき大泣きされた
- 保育園に通うようになった
- 病気などで面倒みる人が変わった
- 幼児の目の前で夫婦ケンカすることが増えた
子どもが不安や愛情不足に思えばなってしまうので、様々なきっかけが考えられます。解消することで、後追いなどの困る行動も減ります。思い当たる節があるか見直し、子どものストレス・不安を軽減しましょう。
ちなみに、「最近夫婦ケンカが多くなっている」なら、次の記事も参考にしてみてください↓
▶関連:夫婦喧嘩がイヤイヤ期に影響する?2歳の子どもに与えること
子どもにたっぷりの愛情で解消しましょう!
きっかけは、子どもにストレスや不安・愛情不足を感じさせていること。それらを解消するには、安心感をあたえることです。たっぷりの時間・愛情をかけてあげましょう。
普段から、しっかり愛情はかけているのに‥
「たっぷりの時間をかけて愛情を伝えている」という人も多いのでは?
愛情は与える人ではなく受け取る人の気持ち次第なのが難しいところ。しっかり愛情を伝えていても、受け取り側の子どもがそう思っていなければ満たされません。
特にややこしいのが、兄弟の愛情。親は兄弟関係なく愛情をかけているつもりでも、「お兄ちゃんばっかり」「妹ばっかり」と自分以外の兄弟のほうが可愛がられていると思いがち。
具体的な対応策
安心してもらえるようにするには、いろいろな方法があります。日ごろから気にかけて、試してみましょう。
- 離れるときは、「あっちの部屋にいるからね。すぐ戻ってくるから待っててね。」や「◯◯にしてくるからね。待っててね」と優しく声をかけする
- 良いことをしたときは、褒めたり・頭をなでなでしたり・ぎゅっと抱きしめる
- 大泣きされても怒らず優しく対応する
命や人に迷惑かけてしまう以外ではあまり怒ることはオススメしません。怒ることで恐怖心が強くなり逆効果になることも‥。感情的にはならず優しい声かけを心がけてくださいね。
ちなみに、いつも『子どもにイライラして怒ってしまっている』なら、次の記事も参考にして下さい↓
▶関連:2歳児の「しつけ」イヤイヤ期ならではの叱り方のポイント
病気と診断される前に、早めの対策をとりましょう!
小学生になっても『母子分離不安』が強くみられる子どもは、身体的な症状がでてきます。
主な症状の腹痛や頭痛などがひどくなり、登校拒否になってしまうことも。そうならないためにも早めの対策をしましょう。
後追いがひどくて何も手につけれず、ママはストレスだと思います。そこでイラッとして怒ったりしてもひどくなりだけ。『そこはグッと堪えること』が乗り切るコツ。
我が家で実践している方法
我が家も正直『後追い』はひどいです。イライラしてしまうこともありますが、遊びながら流すように心がけています。
子どもと追いかけっこしているよう、本気で逃げます(笑)見つかったら「ばぁ!」や「見つかっちゃった!」など反応するので子どもは大喜び。
毎日していると、わざと追いかけてくるようになるのでほどほどに。
家事のポイント
子どもが遊んでいるときに家事をするようにしています。毎日のことなので、そうもいかない日もしばしば。
そんなときは、少し一緒に遊びスキンシップをとります。5〜10分くらいしたら、「◯◯してくるから待っててね。また遊ぼうね。」と声掛けするようにしています。
それでもダメなときは、抱っこひもを使いおんぶしながら料理したり・掃除機をかけたりします。
2歳過ぎると抱っこやおんぶはしんどいので、お手伝い出来ることをお願いしながら一緒に家事をすることもありますよ。
後追いはいつまで‥?
一般的に、1歳ごろをピークに3歳くらいで落ち着く子どもがほとんど。
我が家の次男は、3歳すぎても後追いはまだ続いています。
ただ、3歳くらいになると言葉の理解力がよく、我慢も出来るようになる時期。2歳までの後追いよりかなりマシに。
今までみたいに追いかけられても、気にならないくらい(笑)。でも料理中は危ないので、近くに寄ってきたときは「今料理していて危ないからあっちで遊んでて。」と伝えるように気をつけています。
子どもの後追いにどう向き合う?
甘えてきてくれる姿は愛しいのですが、思うように家事が進まないとイライラの原因になりますよね。
そのイライラを子どもにぶつけるのではなく、家族・ママ友など誰かに話せれば少しマシになることもあります。
子どもだけでなく、ママにとっても良い方法が見つかるといいですね。
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