体験談『長年気になっていた顔&首のイボが自然治癒した方法』
いつからイボがあったかは定かではないのですが、気づいたときには首とまぶた・目の下あたりに数個ありました。気にしないようにしていたのですが、年々嫌になってくる。病院に行くのは面倒だし嫌だなという気持ちで過ごしていました。小さいからねじったら取れるかもと思い何度かチャレンジしました。当たり前ですが、痛くて断念(笑)病院に行かず自力で治した方法を紹介します。イボで悩んでいる人が参考にしてくださいね。
『イボ』にはいっぱい種類があった
『イボ』とは?
『イボ』は皮膚にできるもの。医学的には『疣贅(ゆうぜい))』と言われています。イボには2つの腫瘤に分けられます。
- 皮膚の上に小型ドーム状に盛り上がった腫瘤
- ヒトパピローマウィルス(HPV)感染によって出来る腫瘤
小型ドーム状の腫瘤
小型ドーム状の腫瘤を分類すると5種類あります。
- 魚の目
- 脂漏性角化腫:加齢によってできるイボ(老人性イボ)
- 伝染性軟属腫:水イボ
- 水痘:水ぼうそう
- フォアダイス:陰部の脂肪粒
ここで気になるイボは、脂漏性角化腫(老人性イボ)です。
脂漏性角化腫
加齢と共に増えてくるイボのことで、老人性疣贅(老人性イボ)と言われています。早い人で20代ごろから、主に40代以降に出現してくるイボ。
この老人性イボの大きな原因は、紫外線によるもの。年齢とともに新陳代謝が落ちて有害なメラニンを排除しきれなくなり、シミからイボになり広がってしまいます。
紫外線によるものなので、頭・顔・背中・デコルテ辺りによく見られますが、脇下・脇腹・お腹・太ももなどにもできます。
色は、褐色〜黒色。数㎜〜3㎝ほどの大きさで、ややもり上がっているのが特徴。
かゆみ・痛みはなし。大きくなっているときにかゆみを伴うこともあり。
ウィルス性のものではないので引っ掻いたりしても広がることはありません。自然に消えることはないので、早めに対処しないと広がります。
ヒトパピローマウィルスが原因の腫瘤
ヒトパピローマウィルスが原因のイボのことをウィルス性疣贅といいます。
この『ヒトパピローマウィルス』は150種類以上の型があると言われていて、型によって感染しやすい場所やイボの形など見た目も変わります。
ウィルス性疣贅の種類は4つ。
- 尋常性疣贅:子どもに多く見られ、傷口から感染
- 扁平疣贅:10代〜20代の女性に多く、顔などにできやすい
- 足底疣贅:足の裏にできる白っぽくて硬いしこり
- 尖圭コンジローマ:外陰部や肛門の周辺にできる
扁平疣贅
今回私自身悩んでいた『イボ』の一つである扁平疣贅。
10代〜20代に発症するので、青年性扁平疣贅と言われています。
この扁平疣贅は、女性にできやすく、2㎜から1㎝程度の大きさの平ぺったいイボです。
痛みはなく色は肌と一緒か褐色。たまに赤みやかゆみがあることもあります。良性なもので自然に消失していくこともあるので、放っておいてもいいものです。
ただ、顔や手など目立つ場所にできやすいので気になってしまいます。
ウィルス性のため、引っ掻いてしまうとウィルスが周りの皮膚に広がる原因に。その結果さらにイボを増やしてしまうので、自然に消失するか正しい治療をしないとさらに厄介なことになってしまいます。
このイボの特徴は再発しやすいので、一度完治したからといって油断できないイボです。
どうしてイボが出来るのか?
イボの原因であるヒトパピローマウィルスは身近にいるウィルスです。
ウィルスは、傷口から体に入ることで感染します。傷口が小さくても感染してしまいます。傷口という感覚がないムダ毛処理のあとの肌からでも感染することも!
ただ、傷口があるからといって絶対イボができるわけではなく、ウィルスが入ってきても排除できる力が体の中にあればイボはできません。
簡単にいうと、免疫力が高いとイボはできにくいのです。
そして、肌が乾燥していてもウィルスが体の中に侵入しやすい状態。乾燥しないように常に保湿することもポイントですね。
上記以外にも、遺伝的にイボができやすい体質の人もいます。
私の家族は、ホクロができやすくシミなどもできやすい体質です。私自身も引き継いでいて遺伝的な要素あり、イボで悩むことに‥。
イボの治療方法
イボの治療方法は3つ!
- 液体窒素凍結療法
- レーザー治療
- 内服薬&外用薬
液体窒素凍結療法
最も一般的な治療で、−196℃の液体窒素を使いイボを低温やけどさせて死滅させる方法です。
健康保険が適用され、治療時間が5分ほどと手軽に治療できる方法です。ただ、一度の治療で完全に取り除けず、3ヶ月〜1年近くかかってしまうことも。
治療後のトラブル
- 激しい痛みが出る
- 傷跡が残る
- 再発してしまうことも‥
低温やけどさせることで、水ぶくれや内出血してしまうこともあります。小さな子どもや痛みが苦手な人には避けたほうがよいかも‥。
色素沈着を起こしやすく傷跡が残ってしまうことがほとんど。顔などの目立つところには不向きです。
レーザー治療
炭酸ガスレーザーは、傷跡が残りにくく出血がほとんどない治療方法です。
ピンポイントで治療するので、10分ほどで治療時間。レーザーをあてるときに、痛みが出やすいので部分麻酔を使って治療します。
こちらの治療は健康保険外です。自由診療のため病院によって値段は様々。1㎜ほどの大きさで数千円〜1万円ほどかかってしまいます。複数個あると大きさ×イボの数なので、かなり高額に‥。
レーザーの魅力
- 1回の治療でイボを取り除ける
- 傷跡が残りにくい
- 治療期間が3ヶ月〜半年ほどと短時間
- 再発しにくい
※イボが大きすぎると、一度では取り除けないので数回に分けてすることもあり。
内服薬
『ヨクイニン』という漢方薬が出されます。この薬はハトムギから作られているので安全な薬です。
ヨクイニン(ハトムギ)の効果
- 新陳代謝を高める
- 免疫力を高める
- 抗炎症作用
ハトムギは、タンパク質・ビタミンB群・鉄分など栄養バランスも良いので、イボ以外に美肌を作るのに効果的。
お薬だけでなく、ごはんを炊くときにハトムギを入れたり、普段飲むお茶をはと麦茶にかえるだけで◯。
薬で治療となると長期間かかってしまいます。半年〜1年以上経過を待なくてはならず効果が出る前に挫折してしまうことも‥。
実際に試した3つのこと
私は、実際に3つのことを試してみました。
- はと麦茶を飲む
- ハトムギ化粧品
- 毎日乳酸菌をとる
はと麦茶だけでなく、ハトムギを含む雑穀米にして『ヨクイニン』をとるようにしました。
あと、ハトムギ化粧品は安くて評判の高い「ナチュリエ」の化粧水と保湿ジェルを使用。
『スキンコンディショナー』&『スキンコンディショニングジェル』
ハトムギ化粧水!!安いからたっぷり使える!お風呂上がりに使ってます。pic.twitter.com/qq3QyI0rKK
— 美容・コスメ・女子力上げたい!@相互募集 (@kirei_cosume_ma) 2017年12月16日
夜、風呂上がりに
ハトムギ保湿ジェルを目元以外に厚く塗って5分放置→5分経ったら顔に残ってるやつ適当に塗る→ハトムギ化粧水を剥がせるコットンで適当に塗る→コットン剥がして3分パックする→顔に残った水分を手でペチペチ叩き込む→適当にニベア塗る→疲れたババアの肌が蘇るのでヤバい pic.twitter.com/gD7BrV5utC— 星野オルタ (@halte_fgo) 2017年12月7日
化粧水が600円ほどで、保湿ジェルが1000円ほど。全部揃えても2000円以内とお財布に優しいのも嬉しいですよね。
安いので躊躇せず使えるのでおすすめ。「これでもか!」というほど使いまくりました(笑)
乳酸菌は、免疫力を高める効果があります。毎日欠かさずヨーグルトやヤクルトなどをとるようにしました。半年ほどすると‥
「あれ?そういえばイボが消えている!?」
首にあった3つのイボは完全に消えました。目の周りは消えたものもありますが、残っていてもかなり薄くなっています。
病院へ行きレーザーや凍結療法したとしても、完治するのに半年ほどかかります。個人差はありますが、病院へ行かずとも私は半年ほどで効果がでました。
始めたころは期待値が高く「全然効果ないな‥」と思っていました。2ヶ月ほどからは諦めモードだったのですが、「いつかなくなればいい」と気持ちを切り替え試みをやめませんでした。
気持ちを切り替えたのが結果的に◎。あと、ヒルドイドクリームもよかったのかも。
手荒れがひどくて病院でヒルドイドクリームを処方してもらっていました。ヒルドイドクリームは、肌に馴染みがよく保湿力がすごい!
ハトムギ化粧品だけでは乾燥してしまうので、仕上げにヒルドイドクリームを塗りカバーしたことが大きい気がします。
夏はヒルドイドクリームだとべたつくので、ヒルドイドローションがおすすめ。さっぱり使えますよ。
ヒルドイドクリームがあればいいのですが、美肌目的ではヒルドイドクリームは処方してもらえません。ヒルドイドクリームじゃなくても、保湿力の高いクリーム(自分の肌にあうもの)を選ぶことが大事です。
ヒルドイドクリームは、仕事中 手荒れ予防で使用しているのでほとんど使っていません。だから、基本はコストコで売っている「セタフィル」を愛用しています。
これを塗ると保湿だけでなく、肌が白くなるんです。決して塗りすぎとかではないですよ(笑)オススメです!
手のカサカサに、オイルすりこんでからクリームを塗るといいってみかけたから実践中。クリームだけ塗るより手荒れが改善されてるっぽい〜
ちなみに無印のホホバオイルとセタフィルの保湿クリームを使ってる〜 pic.twitter.com/pjUz4ydSGz— モッペ (@yuzu31) 2017年11月26日
石の上にも三年
イボの最短治療は、レーザーです。最短でも完全に治るまでに3ヶ月程度かかります。石の上にも三年ということわざがありますが、3年とまでは言いませんがイボが消えるにはそれなりの期間が必要です。
諦めずに続けることが結果につながります。頑張って続けてくださいね。
紫外線はシミやイボの原因だけではなく、免疫にも関係があります。詳しくは次の記事を参考にしてください↓