2歳で卒乳できない子は意外に多い!ベストなタイミングと進め方
「2歳になったのになかなか卒乳ができない。」
「2歳の子供がまだ卒乳できない…。」
周りはサクサクと卒乳していき、私たち親子だけ。だから焦るママもいますよね。
でもね、そう悩むママは多いです。
そこで今回は、子供の卒乳の進め方を紹介します。
卒乳のベストタイミングをはじめ、正しい進め方をまとめています。
卒乳の参考に役立てて下さいね。
そもそも「卒乳」と「断乳」の違いを知っている?
卒乳や断乳という言葉を聞くけど、「結局おっぱいをあげなくなる事でしょ?」と思っていませんか?
授乳しなくなるで正解ですが、誰の意志なのかで異なります。
断乳は、母親の判断。
共働きの場合、復帰のタイミングで授乳をストップ。子供はまだ飲みたいと思っていても、強制的にあげなくなることがほとんどです。
一方、卒乳は子供の意志です。
自然と母乳やミルクを飲まなくなること。
どちらにしても授乳しなくなる事ですが、意味合いが異なりますよね。
2歳の子供が卒乳できない…と悩むのは当たり前!
先程も言いましたが、卒乳は子供の意志です。
2才の子供が母乳やミルクを欲しがらなくなってきたタイミングなんですが、ママの気持ちも大事ですよね。
子供とのコミュニケーション時間(スキンシップ)。
二人が納得いくタイミングでするのがベストです。
だから、なかなか卒乳できない…と悩んでいるって事は、それはまだ早いってコト!
「もうそろそろ卒乳しようかな?」と判断する条件は3つです。
- ママも子供も心の準備が出来ている
- 母乳やミルクに代わる栄養がしっかり取れている(絶対条件)
- 母乳の分泌が減ってきている
1才を区切りに卒乳する人、考える人が増えます。そう考えるのは、「1才を過ぎると母乳の成分が薄くなる」という理由です。
はっきり言うと、それは間違いです。母乳の成分自体は何にも変わりません。
変わるのは子供が必要な栄養素です。1才までは母乳で補えていたけど、補えなくなるって話だけ。
1才には離乳食も始まっているので、母乳以外でも栄養が取れますよね。
母乳の分泌が減っているのは、3食の食事で満たされているという証。そろそろ卒乳をしても良さそうですね。
もし一つでも当てはまらないのであれば、それはまだ卒乳のタイミングはない証です。おっぱいをやめたいとママが思っているなら、卒乳ではなく断乳になります。
定番の「卒乳」の仕方&進め方
3つの条件に当てはまったら、そろそろ卒乳の準備をしましょう。
卒乳を決心したあとは、どう進めていくかは人それぞれ。定番ののやり方を紹介はこんな風に進めます。
①卒乳の日を決める
家族の手助けが期待できる日に設定することがカギ。卒乳の日の数日前から「あと◯◯日でおっぱいバイバイだよ」と子どもに言い続けることも大切です。
②1回の授乳時間を短く
1回ごとの授乳時間を短くしていきます。2〜3回同じ時間にし、更に短くしていきます。
③1日の授乳回数を減らす
夜間減らすのは難しいので、日中の回数を減らしていきましょう。母乳をほしがったら、お菓子や散歩など気分転換を。1週間ほど続けてくださいね。
④思い切って3日間母乳を与えない
最後の母乳は昼間にすること。子供に「これで最後だよ。」と言い聞かせ、その後は外遊びを増やして対応します。
寝る前は絵本を読んであげたり、出来れば母親以外の人に寝かしつけてもらったほうがスムーズです。
哺乳瓶を使わずに乗り切れたら卒乳成功です。母乳の時間が減り子供との時間も減ってしまいますが、その分遊びを通してスキンシップをいっぱい楽しんでくださいね。
基本はこのやり方ですが、正解ではありません。自分なりにアレンジして進めていきましょう!
卒乳後の悩みは3つ
①おっぱいが張るのを我慢
母乳は毎日作られます。それをやめる訳なので、授乳していたら絶対に悩むコト。
母乳が作られなくなるには、48時間以上飲ませないこと。
卒乳するのが、母乳の量が減ったり、子供が飲まなくなるタイミングなので、3日ほど我慢すれば次第に張りは治まります。
ただその間は痛い(辛い)です。
温めると母乳の分泌が促されるので、できればお風呂(湯船)やサウナ、運動は控えましょう!
痛みが強い場合は、アイスノンで冷やすと少しマシになります。
それでも張りが辛い場合は、乳首が柔らかくなるほど絞ってOK。
乳腺炎になる場合もあるので、
- 頭痛がする
- 脇の下(リンパ)が腫れている
- 高熱や関節痛がある
- 乳首から白っぽい膿が出ている
などの症状があれば、すぐに病院へ行ってくださいね。
②おっぱいをほしがって泣き止まない時
飲む量や回数が減っても、ぐずったときは欲しがることも。
そんな時は、抱っこかおんぶで対処を心がけましょう。
それでも泣き止まないとときは、お腹が空いていておっぱいをほしがっているのかもしれません。
温めた牛乳やおにぎりを与え、様子を見てください。
それでも泣き続ける場合は、子どもとの根比べになります。パパにも協力してもらって抱っこでの対応を頑張りましょう!
③家族に協力してもらう
もちろん卒乳にはパパの協力も大切なのですが、自宅ではなく離れたところに住むおじいちゃん&おばあちゃんに協力してもらうのもてっとり早いです。
ママが近くにいると子供との根比べの際、子供の訴えに負けて最終的にはおっぱいに頼ってしまいます。
だめと分かっていてもその場を乗り切るときは、ついやっちゃうんですよね。
でも、卒乳が上手く進まないので、返ってみんな辛くなるだけ。
おじいちゃん&おばあちゃんにお願いすると、おっぱいなしで寝ないとダメと子どもが悟り、卒乳がスムーズにいくことも。
卒乳に苦戦していて、おじいちゃん&おばあちゃんにお願いしてみるのも手です。ムリせず進めてくださいね。
ちなみに、子供が『ごはん』を食べてくれないなら、次の記事を参考にしてみてください↓