子供が風邪を引いた!どうしても鼻水で寝れない時の対処方法4つ
子供が風邪を引き、寝ようとすると鼻水でなかなか寝れない。
辛そうにしている子供を何とかしたい!と思うのが親心ですよね。
そこで今回は、鼻水で寝れない時の対処方法を紹介します。
なんで「鼻水」で寝れない?
風邪を引いたら鼻水が出ると思っていませんか?
それは間違いです。
鼻水はどこからやってきて、どんな役割があるのかをまずは知りましょう。
鼻の役割は3つ
- 呼吸の通り道
- 吸い込んだ空気の加湿と細菌などから防御する働き
- 嗅覚の働き
鼻水は元気な時も出ている!
鼻の役割である『加湿と細菌などから防御する』ために、鼻の中の粘膜は微量の粘液が分泌されています。これが鼻水です。
1日約1リットルの鼻水が流れています。元気なときは知らず知らずに飲み込んでいるんですね。
風邪などでアレルギーや細菌などのに感染すると、それらを取り除こうと 大量の鼻水生産され鼻の穴から出てきてしまい辛い思いをします。
子供の「鼻水」の色は何色?
鼻水といっても大きく分けて3種類の色があります。
- 透明
- 白色
- 黄緑色
『透明の鼻水』は、サラッとしているのが特徴です。
アレルギー性鼻炎や花粉症、気温差でも出てきます。1歳未満の場合、花粉症になることはほぼなし。ただ、ハウスダストなどのアレルギー感染の可能性もあり。
『白色・黄緑の鼻水』は、風邪などのウィルスに感染したときに出ます。
ウィルスや細菌と戦った白血球や免疫細胞の死骸が多くなれば黄色や緑色が濃くなります。鼻がつまり口呼吸になることで、脱水になりやすく高熱が続くことも。
『黄緑色の鼻水』で、匂いが臭いものや長引いている場合は、急性副鼻腔炎を起こしている可能性が高いです。
早めに耳鼻科に行ってくださいね。
「鼻水で寝れない」を解決する方法4つ
大人でも鼻水や鼻づまりがあると「息がしにくくて寝れないもの」。子どもも一緒で苦しくてなかなか寝れません。苦労して寝れた後でも、
- 喉に鼻水が流れ込む
- 咳込む
を繰り返すので、起きてしまうこともしばしば‥。看病するママも大変ですよね。
我が家で実際に効果のあった対処法は4つ!
- 鼻水は吸引器でとる
- 頭の下にバスタオルをあてる
- ハッカやメンソールの活用
- 加湿をしっかりする
吸引器は救世主!家庭でも使える簡易のものでも効果あり
病院へいくと鼻水を吸引してくれますよね?している最中は大泣きしますが、その後しばらくは鼻水も治まりスッキリしています。
寝る前にしっかり鼻水を吸引してあげと寝つきを良くしてくれるのでおすすめ。
家庭でも使える吸引器の種類も豊富なので、使いやすいものを見つけ愛用してくださいね。
手動タイプは2種類
- 使用する人が吸うタイプ
- 吸盤で吸うタイプ
電動タイプは2種類
- 置型の吸引器
- 持ち運べるコンパクトな吸引器
手動タイプの特徴は、価格がお手頃で扱いやすいこと。使用する人が吸うタイプは、吸引力・使いやすさはよくてもなぜか風邪が移ってしまうことも‥。
電動タイプの置型の特徴は、吸引力は一番強力です。ただ、価格が高く&逃げ回る子どもに対して使いにくいので、家庭向きではないですね(笑)
持ち運びしやすいコンパクトサイズの吸引器の特徴は、置型の威力には負けてしまいますが、しっかり吸引できて価格もお手頃と優れもの。
総合的に判断して我が家では、コンパクトサイズ&電動の吸引器を愛用してます。使い勝手がよく、本当に便利です。
吸引をしてみよう!
子どもに「鼻水とってスッキリしよう。」と声掛けし「うん。」と返事したからと安心してはダメです。
「うん。」と返事しているのに吸引器を見たら一目散に逃げちゃうんですよね‥。
だからといって躊躇するわけにはいかないので、すると決めたら覚悟して取りかかることがポイントです。(心を鬼にして行うのが優しさです)
やり方は次の5ステップ↓
- 歯みがきするときのように膝にゴロンする
- 手で子どもの顎、子どもの頭は自分のお腹でしっかり固定し一気に吸引
- 左右前後に吸引器を軽く振って、一番吸えるところを探す
- 両方しっかり吸う
- 最後は、子どもを褒める
しっかり奥まで入れなくても吸引圧があるので、当てるくらでOK。
この一連の流れを強制的にすることはオススメしませんが、なってしまってもそこまでトラウマになっている様子は今のところ我が家ではないです。
無理やり吸引をして痛くするとトラウマになります。痛くならない範囲で対応すれば◎。
寝るときは、少し頭を高くすると効果的
次にバスタオルを使った方法です。
頭を少し高くすると、鼻づまりが緩和されます。でも、子どもは寝相が悪くあちこち動き回るので実践できないことも…。
バスタオルを使わずに同じ効果があるのが、横向きの体勢です。
我が家の子どもたちは‥
我が家の子どもたちは、私は仰向けで添い寝をしその上に子どもがうつ伏せで寝ると寝てくれます。子どもにとって一番安心できる体勢なんだと思います。
ただ、うつ伏せで寝かせると『SIDS(乳幼児突然死症候群)』のリスクがあるので、寝つくまで。2歳以降はSIDSの確立が減りますが、それでも怖いので寝たのを確認してから仰向けにして対応していますよ。
だから、頭を高く&横向きが絶対というわけではありません。子どもが安心して寝れる姿勢を見つけてくださいね。
ハッカやメンソールをしよう
鼻の穴に少しだけつけたり胸や背中に塗ってあげると息がしやすくなります。ただ、肌に直接塗るとスースーする感じが気持ち悪く、嫌がる子どももいます。
タオルにハッカを少し含ませてたり・自分(寝かせる人)の手に塗り寝るときに嗅がせるようにすると効果がありますよ。
加湿機やディフューザーにハッカをいれても効果的です。
ちなみに、同じハッカを使用することで『虫よけ効果』が期待できる、次の記事も参考にしてみて下さい↓
▶関連:「掻いてないのに腫れがひどい」蚊から2歳の子供を守る方法
加湿をする
鼻の中は異物の侵入を防ぐために、絶えず鼻水が出ていることを上記で伝えました。加湿をすることは、その手助けをすることにつながり、鼻水の生産を抑える効果があります。
しっかり加湿することで、家族間での風邪を移し合う予防にもなりいいですよ。
早めに対応すると楽!
日ごろから加湿したり手洗いを気をつけていても風邪は引いてしまうもの。
我が家は保育園に通っていて、3歳以下の子どもの内4〜5人は必ず鼻水を垂らしています。その結果、お互い移しあいっこ状態。
熱が出てしまうこともあるので、早めに病院へ行って対応しています。
でも、免疫力低下している状態で病院にいくと違う病気をもらってくる原因にもなるのでできれば行きたくない‥。
出来る限り病院へ行かない対策として、粉薬を多めに処方して貰ってます。
シロップは飲ませやすいのですが、日持ちはしないので粉薬を処方してもらうことがポイント。
まだ軽い症状のうちに薬を飲まし対応することで、早く治り家族間で移し合うことも最小限になっている気がします‥(笑)
いつもより機嫌が悪かったり・食欲がない&水分をとりたがらない・ぐったりしている・高熱が続くなどあれば、すぐに病院へ行って対応しましょう。
風邪の中でも鼻水&咳は厄介です。鼻水が原因で咳き込むと、食べ物&飲み物を吐くと厄介です。出来れば早めに対応することが症状の緩和にするコツです。
子どもの風邪は早めに対処しないと、大人が罹るとひどいことも多いので注意してくださいね。
ちなみに、『子どもの体調が悪いのに、仕事も休めず預ける人がいない』なら、次の記事も参考にしてみて下さい↓