実際に「1歳半・2歳・3歳のイヤイヤ期」を対応して分かったコト
さっきまで一緒に笑っていた息子が、突然「いや〜ぁ!」と泣き叫ぶ。急いでいる時に「自分でやるー」。そんな経験ありますよね。
「何が原因なの?」とパニックになることも多々。
イヤイヤ期の子供を持つと、毎日が本当に大変です。
今回は、実際に1歳半・2歳・3歳のイヤイヤ期を対応して分かった事を紹介します。効果的な対応だけでなく後悔した事もピックアップ。
イヤイヤ期の子供で悩んでいる時の参考にして下さいね。
1歳半のイヤイヤ期の特徴
まずは、それぞれの年齢のイヤイヤ期の特徴です。
1歳半くらいの子供は、色んなことに興味を持ち出す時期。
ただし、まだ自分が思った通りにできないので、出来ないとかんしゃくも起こしますよね。
それが本当に厄介。完全に言葉も通じないし、話してもくれない。だから気持ちを理解してあげれないのが本当に悔しいですよね。
2歳のイヤイヤ期の行動
魔の2歳と言われるほど、本格的なイヤイヤ期が突入です。
1歳半くらいであればごまかしが出来たのに、魔の2才児だとそれが出来なくなります。(良くいえば、かしこさがアップ)
そして、一番めんどうなのが「自分でやるー!」です。この時期は何でもそう。服を着るのも「自分でー」。歯を磨くのも「やるー」といって磨いた後の仕上げももちろん嫌がります。
自分で完璧にできたら良いけど、まだまだ覚束ない状態なのでついつい手を出したくなるんですよね…。
他にもある2歳児の特徴↓
▶関連:2歳の男の子の子育てあるある!イヤイヤ期の子供の行動&特徴
3歳のイヤイヤは反抗期もプラス!
実際に子育てをしていた時に思っていたのは、「3歳になれば少しはラク…」と暗示のように思っていました。
会話ができる時期になり、少しはマシになるのは大間違い。イヤイヤ期というか反抗期が入ってきます。
子供の成長で大事な反抗期。イヤイヤ期と重ならなくてもいいんじゃないか…と親的には思っちゃいます。
3歳のイヤイヤ期は、口が達者。言い訳が上手なので、手を焼きます。他にも「これじゃないとダメ」と主張も強くなり、もちろんごまかしも利きません。
私が見つけた「年齢に合わせたベストな対応」
どの年齢のイヤイヤも正直大変でした。
だから今まさに…という人は本当にツライはず。いつかは終わるとは聞くけど、今を何とかして欲しいですよね。
私が効果的だった対応は次の4つです。
- 抱っこひも
- 隠れてサポート
- ダッシュ&誘惑作戦
- 習慣づける
共働きだったので朝晩は忙しく、子供中心の生活はムリ。「どうやり過ごすか」が私のテーマでした。
1歳半頃は、とにかく抱っこ紐に入れちゃうこと。
よちよち歩きができる時期ですが、何にでも興味を持つので抱っこするのが回避の技です。
この頃の体重は10kgほど。腰に負担はきますが、泣きじゃくる子供の対応をするよりは「ダイエット」と思って抱っこやおんぶしていましたね。
もちろん家事の間も抱っこして対応する日々です。
2歳の後半は、さすがに抱っこは体力的にきつく。一緒に歩きますが、手を繋ぐのが基本です。
お出かけの時はベビーカーに乗せて対応。最初は泣いて抵抗しましたが、3〜4回目くらいで諦めて静かに乗るようになっていました。
子供に泣かれると心が折れますが、ブレると子供も迷います。「強靭の心」で対応するのが大事だなーと思った出来事です。
また、2歳半ごろから「自分でやるー」と「ダメー」が口癖なので、とにかくさせます。でも、全部は任せません。
応援&褒めながらしながら、隠れてサポート。バレると癇癪を起こすので、集中させるのがポイントです。
3歳ごろは、ごまかせなくなったので時間に余裕を持つ。これに尽きます。でも本当に切羽詰まっている時は、興味がありそうなコトには近づかせないようにダッシュする。
電車の中では、気を紛らす会話やおもちゃ・お菓子など、準備して対応すればほぼ問題なく過ごせていましたよ。
そして最後の習慣づけ。これは本当に感じます。
最初に許すと子供は何でもOKだと思うもの。泣けばお菓子がもらえる、イヤイヤ言えば抱っこして貰える…など、探り合いです。
初めにできない理由を言えば、それ以上はイヤイヤ言いません。
そこをちゃんと対応できるかでイヤイヤ期の楽さは変わってくるのかも。
とまぁ、良い対応だけではありません。失敗あっての成功です。失敗の対応は次の項目で。
保育園に行くときのコツ↓
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後悔しかない!これだけはやめた方がいい対応
時間がないとどうしてもイライラしますよね。そんな状況で子供に対応するとマジでダメな対応です。
熱に油を注ぐコトと同じで、イヤイヤ期が悪化するだけ。
しかも叩くようになったきっかけかもしれません。友達には叩かないけど、叩いていないか先生に聞いていたほど。
自分の気持ちをストレートに伝えれない子供もやっぱりストレスを感じるんですね。
悪くなっただけなので、その後はイライラしても一呼吸。なるべくは叱らないようにしていました。
(※命に関わること、人に危害を加えるコトに対しては叱っていましたよ。)
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こんな粗治療もある!
あまりオススメはしませんが、本当にダメな時が一度ありました。
上の子が赤ちゃん返りをしいて、下の子はイヤイヤ期で手に負えない状況。
そんな時に「もうママだってイヤ〜!!」と泣きながら大声で言ったコトがあるんです。(オトナ気ないのですが…)
その時は流石に「何?」と子供がなっていました。
好き放題していたのに、「大丈夫?」と心配するほど。
優しい子に育っていると実感しつつも、そこは冷静に分析したところ、子供はちゃんと大人の対応見ていると判明しました。
どこまで許してもらえるのか探り探り「イヤイヤ」言っているんです。
育児書で見かける「何でもさせてみる」は違うような気がします。ダメなことはちゃんと理由を言う。
最初は大変だけど、線引をちゃんとすれば後がラクになりますよ。